【まとめ】秋田市のスーパーのクマ 45時間あまり"居座り"もついに捕獲 発生からの動きを詳報
しかし。
佐々木 記者
「発生から一夜明けましたが、クマが捕まったという情報はまだなく、現場に目立った動きもありません」
発生から約25時間。
1日の朝も、おりにクマは入っていませんでした。
秋田市と警察がドローンで売り場の中を確認しましたが、クマの姿は一度も確認できませんでした。
番組では、取材をもとにした店内の見取り図を作成しました。
右側がクマに襲われた男性従業員がいた総菜売り場、左の奥が荒らされた形跡がある肉売り場です。
警察は、クマは売り場ではなくバックヤードにいるとみて、売り場とつながる扉4つすべてを封鎖しました。
佐々木 記者
「いま、盾を持った警察官が店へと向かって行きます。これから、売り場とバックヤードをつなぐ4つの扉を封鎖する作業に取りかかるものとみられます」
その後、1日午後5時半過ぎに、警察官が店のバックヤードにいるクマを目視で確認したため、捕獲用のおり2基をバックヤードと売り場を結ぶ扉に移動。
そして。
2日午前4時ごろ、県がおりに設置したカメラが作動し、クマが中に入ったことが画像で確認されました。
その後、警察官が目視でも体長1メートルほどのクマ1頭がおりの中にいるのを確認しました。
市街地で起きたクマの居座り。
店から東に約600メートルの土崎小学校は、保護者に児童を送迎するよう呼びかけました。
登校時間も、いつもより45分のばすなどの対応をとっています。
「心配は心配なんですけども、早くけがされてる方もいるんで、 早くつかまってくれることを祈ってます」
「心配なので、仕事行きがてら送ってきました」
クマが捕獲されたことで、現場は対応する警察官や県の職員などで再びあわただしくなりました。
進藤拓実 記者
「午前10時です。盾を持った警察官が続々と店舗の中に入っていきます」
佐々木 記者
「いま、軽トラックが風除室の中へと入っていきました」
その20分後には。