女性を名乗る相手が"副業"を紹介…横手市の60代男性 現金550万円あまりをだまし取られる
SNSのInstagramに女性を名乗る相手から送られてきたダイレクトメッセージをきっかけに、横手市の60代の男性が、現金550万円あまりをだまし取られました。
横手警察署の調べによりますと、先月17日、横手市に住む60代の男性のSNS・Instagramにダイレクトメッセージが届きました。
相手は、国内に住む女性を名乗り、アカウントの女性の写真を見て親しくなりたいと思った男性は、無料通話アプリ LINEで連絡を取るようになりました。
その後、相手から「音楽サイトの画像をスクリーンショットして送ってください。報酬がもらえます」などと言われた男性が、実際に作業をすると、サイト上で数千円の報酬が入ったように表示されました。
これで相手を信じた男性は、さらに高収入の“副業”を紹介され、仮想通貨の購入名目で、3日までに8回にわたって合わせて550万円あまりを個人名義の口座に送金し、だまし取られました。
男性は、報酬を受け取るためとして、さらに160万円を要求され、横手市内の金融機関に相談したところで被害が判明しました。