特集【秋田県内大雨から9か月】② "つなぐ夫の想い" 浸水被害のバイク店 / "防げ被災者の心の孤独" 地域支え合いセンターのお茶っこ会
「地域支え合いセンター」が訪問活動とあわせて行っている取り組みがもう一つあります。
大雨被害があった地域で開催している「お茶っこ会」です。
家から出て人と触れ合う機会を増やそうと市内各地で開かれているお茶っこ会。
楢山地区ではこの日、新たな試みが行われました。
大雨被害を通してそれぞれ感じたことを話し合い共有する取り組みです。
提案したのは会の参加者でした。
地域の支え合う力がより強くなるのではないかと期待されています。
地域支え合いセンター菊地俊彦さん
「お家で一人でいると、すごく寂しい気持ちになるっていうふうにおっしゃる方がいるんですけども、
毎週毎月のお茶っこ会に参加することが日々の楽しみになっているっていうところで、
お茶っこ会というものが少しずつ地域の一つのコミュニティとして定着しつつあるっていうところでは、
サロンの活動を継続して行ってきた成果ではないかなと考えております」
お茶っこ会の参加者は回を追うごとに増えていて支え合いの輪が少しずつ広がりを見せています。
進藤記者
「地域支え合いセンターのお茶っこ会には
秋田市の職員や司法書士が参加することもあります。」
「開催する地域も増えているということで
今後、大雨に限らずさまざまな困りごとが気軽に相談できるような場になればと感じました。」