【特集】中学2年の相撲少年・佐々木陽希さんが東日本選抜大会に出場 個人戦で東日本の頂点へ
ABS news every.で、その活躍と成長を追いかけている、相撲の佐々木陽希さん中学2年生が、先月、東日本の選抜大会に出場しました。
陽希さんが挑んだのは、個人戦。
団体戦の出場は叶わず、他の中学校のチームをちょっぴりうらやましそうに見つめていました。
■「団体戦に出たい」角界注目の逸材 佐々木陽希さんの夢
先月、秋田市の県立武道館で行われた、東日本選抜中学校相撲大会。
記者
「久しぶりの大会」
羽城中 2年 佐々木陽希さん
「中学生は冬とか(大会が)ないので」
羽城中学校の2年生、佐々木陽希さんは、小学6年生の時、全国大会で優勝。
角界も注目する、逸材です。
「陽希先輩!」
陽希さん
「真面目そう…」
今、気になる後輩がいます。
陽希さん
「絶対点数高い…高そうな人のメガネ」
畑山蒼佑さん。
一学年下の、全県チャンピオンです。
この春、秋田西中学校に進学。
相撲仲間に恵まれました。
3人で団体戦に出場します。
対して、羽城中学校は、陽希さんひとりだけ。
1年前、大きな夢を持って入学式に臨んだ陽希さん。
陽希さん
「部活作りたい。相撲部」
羽城中 安藤由香 教諭
「相撲部作りたい。やる気ある」
陽希さん
「やる気あります。チラシというか」
安藤 教諭
「作ってきたの?求むって。へーなるほど」
陽希さん
「自分も団体出たいし、相撲部作りたいなって」
学校に相撲部は無く、今は隣町の道場で稽古に励んでいます。
メンバーは、3人。
でも、この春、また1人、この土俵を巣立っていきました。
2歳年上の、伊藤和琴さん。
秋田県の軽量級代表として、全国を舞台に活躍。
陽希さんとは、幼稚園の時からともに稽古を続けてきました。
井川相撲スポーツ少年団 伊藤功コーチ
「和琴さんが最後の練習です。相撲部がある学校に進学します。今まで先輩として一生懸命や ってもらいましたけど、いなくなるのは寂しいですけど、和琴さんもこれから頑張ると」
伊藤和琴さん
「2人とも今まで一緒に練習してきてくれてありがとう。女子相撲部で練習を頑張って、全国大会で優勝を目指して頑張っていきたいと思っています。ハル(陽希)の練習にはあまりならなかったかなと思うけど、ハルもこれからも頑張ってくだ さい。今までありがとうございました」
陽希さん
「ありがとうございました」