中学野球の全国大会で活躍 県外の高校へ進学する2人のエース 中学生最後の練習日を取材 新天地で叶えたい夢とは
去年の夏、桜中とともに全国大会に出場した秋田市の泉中のエースも、この春、県外へと旅立ちます。
髙橋條太選手です。
30日まで行われていた春のセンバツ甲子園でベスト8入りした、岩手の花巻東高校に入学します。
髙橋投手の強みは、何といっても恵まれた体格。
身長190センチ体重90キロと、中学生離れの体つきをしています。
身長178センチの柴田光太郎アナウンサーと比べても、見上げるほどの高さです。
柴田アナ
「どうしてこんなに背が高くなったと思います?」
髙橋 選手
「小っちゃいころからご飯をいっぱい食べたりとか、小学校のころは10時前とかにはもう寝ていたので、それが(背が)伸びた秘訣かなと思います」
柴田アナ
「何が好きですか?食べ物」
髙橋 選手
「自分は結構白米が好きです」
柴田アナ
「最高何杯食べるの?」
髙橋 選手
「5~6杯ぐらいは食べていたと思います」
大きな身体から繰り出す、角度のあるストレートが持ち味の、髙橋選手。
叶えたい夢があり、花巻東高校を進学先に選びました。
髙橋 選手
「大谷選手だったりとか、菊池雄星選手だったとか、そういう方々も輩出されているというか、そういう面で見たら自分も目指したいなというか、そんな感じです」
柴田アナ
「メジャー?」
髙橋 選手
「 はい」
憧れのメジャーリーガーを目標に、ピッチング以外の練習にも力を入れています。
さらに技術を高めたいのが、バッティング。
快音を響かせましたが…。
髙橋
「惜っしい~こすった…」
試行錯誤を重ねながら、大谷翔平選手と同じ投打の二刀流で、1年生からレギュラー定着を目指します。
髙橋 選手
「高校に入学してすぐ、戦力になれるような選手になりたいって目指しているので、やっぱりそういうところで、高校に入学して動けるような身体を作っていきたい」
髙橋選手も、中学校での最後の練習のあと、後輩たちにメッセージを送りました。
髙橋 選手
「やっぱり声かけとか、サインプレーとか、いろいろ課題がいっぱいあると思うけど、そこを克服すれば、全県でも東北でも全国でも戦っていけるチームになると思うので、これからも頑張ってください。ありがとうございました」
泉から世界へ。
大きな身体で、大きな夢に向かって羽ばたいていきます。
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桜中の伊藤選手は、すでに東海大相模高校で練習を始めています。
一方、泉中の髙橋選手は、4月1日、花巻東高校硬式野球部の寮に入るということです。