高校野球春の県大会は3日目 雨で順延となった6試合を除く2回戦4試合が行われる 秋田県
東北大会出場と夏の甲子園県予選のシード入りがかかる高校野球春の県大会は12日が3日目。
雨で順延となった6試合を除き2回戦4試合が行われました。
このうち、こまちスタジアムでは秋の県大会優勝校第1シード秋田商業と春3連覇を狙う明桜が対戦しました。
悪天候のため、予定より約1時間遅れて始まった秋田商業と明桜の試合。
春の県大会では3年連続で決勝で顔を合わせていましたが、今年は互いに初戦での顔合わせとなりました。
試合が動いたのは3回表。
明桜はヒットとフォアボールで1アウト2塁1塁として4番・江連。
レフトへのタイムリーヒットで先制すると、なおも得点圏にランナーを置いて、6番・ピッチャーの泉。
レフト前に運び追加点。
明桜の打線がつながりこの回、一挙4点を奪います。
その泉は、マウンド上でも躍動します。
去年の冬から重点的に磨いてきたという変化球を中心に、秋商打線に的を絞らせません。
その後、6対0とさらにリードを広げた明桜。
9回ウラのマウンドにも泉が上がりました。
泉が秋商打線を2安打に抑え完封勝利。
明桜、春の県大会3連覇に向け順調な滑り出しを見せました。
明桜3年 泉琉偉投手
「遠くの目標を見つめるのではなくて、まずは一試合一試合全力で取り組むということ、ここを中心に明桜は取り組んできているので、一試合でも多く勝てるようにまずは泥臭く自分たちの野球である泥臭くっていうのをやっていきたいと思います」
そのほかの試合結果です。
こまちスタジアムの第2試合、大曲農業は、増田と羽後の連合チームに5対3で勝ちました。
能代市の山田久志サブマリンスタジアムでは、大曲工業と秋田南がそれぞれ勝って3回戦進出を決めています。