モリモリ食べる!相撲少年たちの強化合宿に潜入 将来を嘱望される潟上の中1も参加
「いただきまーす」「いっぱい食べてね」「ハイ」
受け入れ側も万全の準備をしていました。
「これガス(炊き)なんですよ。だからおいしいの
だからいっぱい食べちゃう」
「これ何合炊いたんですか全部で?」
「なな… 7升」
ご飯だけでも食べ放題にしてあげたい。1人3合食べる計算で7升の米を用意しました。
しかし稽古終わりでみなぎる食欲。
そして盛りの多さは完全に計算外。
これには調理場のみなさんも…
更に…
「今何かけた?」
「ソースです」
「お味は?」
「いやっおいしい おいしいです」
あらゆる手段でご飯を平らげていきます。
「やはり強くなって欲しいです。ねえ 体もっともっと大きくしてね」
地域のサポートでおなかはいっぱい。そして夢もいっぱいです。
そして大きな夢を持っているのが。
そう、陽希さんの夢は中学校で相撲部を作ること。
「THE青春みたいな 毎日走りながら帰るみたいな感じ
まあいつかちっと 個人も勿論そうなんですけど自分も全国の舞台で団体で戦いたいな…」
入学式では早速積極的な立ち合いをみせました。
「安藤先生 ちょっと… 部活…」「うん」「自分ちょっとつくり作りたいんです相撲部ちょと」
「あ、相撲部つくりたい?笑 ほう やるきある?」「やる気あります」「やる気あるの」
「チラシというかまあ」「作ってきたの?」
「一応チラシ… まあ校長先生に渡って」
「顧問になる人は 用意しましたよって感じ…」
逸材獲得には失敗しましたがこの日も歩みを止めません
鈴木さんの弟 源太さんは横手高校時代、相撲部をゼロから立ち上げました
陽希さんからすればまさに夢を叶えた人。
その道筋が知りたい。
陽希さん ここでも押しの一手です。
陽希「相撲部作る秘訣って何ですか?」
鈴木「いきなりだな」
源太「????来るね~」
陽希「ああすいませんちと」
源太「陽希くんでかいでしょ」
陽希「はあ 体重もやっぱおっきいっすね」
源太「絶対最初怖がられるんだよな俺もそうだった」
陽希「じゃあ誘う時にちっと あの絶対にやめたほうがいい口癖とかありますか?」
源太「えー 誘い文句ね簡単に楽しいよとか面白いよってあんまり言わない方がいいのかもしんないね。
実際とギャップもあるだろうから」「本当の自分が体験していいと思う事と大変と思うことをちゃんと伝えた方が…」