パリ五輪銅メダリスト 志田千陽選手がふるさと八郎潟町の目抜き通りを凱旋パレード 母校ではトークイベント 県民栄誉章の贈呈も
パレードに来た人「かわいいですきれい、かわいいですとってもかわいいです」「がんばってほしい」「応援してまーす」
志田選手の同級生
「『なんかしよう』とか率先して遊びに誘ってくれたりとかしてたので、一緒にいて楽しくてすごい鮮明に覚えてます。」
パレードのあとに開かれた地元の中学校でのトークイベント。
同級生が明かした志田選手の長所は、プロの世界でも発揮されていました。
再春館製薬所バドミントン部 池田雄一監督
「困難なプレッシャーのかかったところでも逃げ出さずに、志田選手からの発信でチームのスタッフとパートナーと集まって、そこで本音を話し合ってもう1回頑張っていこうっていう話し合いを志田選手がつくってくれた。きっかけを。」
町の子どもたちを前にこれまでの歩みも伝えました。
中学生
「志田選手のように何かを長く続けるにあたって大切だと思うことはなんですか」
志田選手
「今でもそうですけど、つらいときってひとりじゃどうしようもできないし、自分の考えだけじゃ行き詰ってしまう部分があるので、私は自分より経験してる先輩だったりコーチだったりの話を積極的に聞きに行ったりとか、友達に話を聞いてもらってアドバイスいただいたりとか、自分を楽しい方向に持っていったりとか、自分で抱え込みすぎるというよりは、人に頼りながら自分を持っていくっていうのが自分には合ってたかなというふうに思っています」
花束を贈ったのは志田選手が所属していたジュニアクラブの子どもたちです。
志田選手
「頑張ってねまた遊びに行きます」
幼いころに夢見たオリンピックの舞台で手にした栄冠。
中学生「メダル見せてメダル」」
(メダルを見て)
「うおおおおおお」
たっぷりの声援を受けて、ふるさとで英気を養いました。
午後は県庁で温かい拍手に迎えられた志田選手。
佐竹知事
「県民の誇りであるとともに、社会に明るい希望を与えるものでありますので、この功績をたたえ、県民栄誉章を贈ることにしました」
オリンピックでの活躍をたたえ、志田選手には県民栄誉章が贈られました。