大阪・関西万博開幕!万博おばあちゃんから“ミャク活”まで密着取材、“並ばない万博”のはずが課題も…
「マイナーなんですが、水筒の水がタダでくめるというところがある」と来場者が教えてくれたのは、無料の給水スポット。「エコな会場だってことだったので、配慮があるのかなと。そういうのが楽しみ」と話しました。
パビリオンだけじゃない! 夜は水上ショーに注目
夜に注目したいのが、万博の目玉イベント「水上ショー」。水辺エリアで行われるイベントで、約300基の噴水を使った大迫力の演出が楽しめます。
観覧した人からは、「炎と水が一緒に出てすごかったと思います」、「前だったので炎の温度も感じられてすごくよかったです。ラスベガスかと思いました」など好評の声が寄せられました。
水上ショーは、万博期間中、毎晩開催される予定です。
“並ばない万博”をテーマとする大阪・関西万博。取材を続けるなかで、2つの課題も見えました。
1つ目は、入場ゲート通過時にかかる時間。チケットのQRコード表示に時間がかかったことなどが原因で、「会場に入るのに2時間かかった」という声も寄せられました。
初日来場者は、関係者など含むと14万1,000人。この数字は、混雑日に想定している約22万7,000人を下回っています。
この課題に対して事務局は、QRコード表示用のWi-Fiを東ゲートに設置、通信事業者に通信環境の強化を要請することで対応。また来場者に対して、QRコードを事前にプリントアウト、もしくはスクリーンショットした状態で来場することを呼びかけているといいます。
2つ目の課題は、“予約不要のパビリオン”に並べないこと。人が殺到しすぎて、入場を規制した事例が確認されたといいます。
こちらの課題について事務局は、“予約制のパビリオンは混乱がなかった”という点から、各パビリオンに対し、予約システムの導入を呼びかけ。予約制のパビリオンについては、“快適に楽しめた”という声があったといいます。
大阪・関西万博は10月13日まで開催です。