「ホンダNSX」パトカーを男性が三重県警に寄付 日本でたった1台 “総額2500万円” 最高速度は時速300キロ超え
21日、三重県鈴鹿市に登場した1台のパトカー。実は、この車なんと、スポーツカータイプ。鈴鹿サーキットでお披露目されました。
ホンダNSXという車種で、500馬力を超えるパワーを持ち、最高速度は時速300キロ超えで、公道を走れるレーシングカーとも言われています。現行モデルとしては、“日本でたったの1台”しかないこのパトカーが21日、三重県警に寄付されたのです。
パトカーを寄付したのは、不動産会社の社長・小林俊也さん。改装費まで負担し、総額はなんと2,500万円だといいます。
レース観戦が趣味で、スポーツカータイプのパトカーを鈴鹿サーキットで走らせてみたいと考えていたところ、去年、偶然出会ったのが署員募集をしていた鈴鹿署の警察官だったそうです。
パトカーを寄付 小林俊也さん:
「ホンダNSXのパトカーが走ることになれば観戦に来た方々や子どもたちがもっと警察に興味を持ったり、憧れを抱いてくれるのではないかと」
三重県警は、この車を交通事故防止のための取り締まりに使う他、広報啓発で稼働させていくということです。