新アリーナ建設中止に「議会への説明ない」 市議会で指摘相次ぐ 愛知・豊橋市
愛知県豊橋市で11月に当選した新市長が新アリーナの建設中止を進めていることに対し、市議会で「議会への説明なく協議を進めている」などと指摘が相次ぎました。
豊橋市の長坂尚登市長は、市がすでに契約を結んでいた新アリーナの建設について、建設中止を訴え11月初当選し、すでに建設事業者との契約解除に向けて協議の申し入れを行っています。
この動きを受け、9日開かれた豊橋市議会で小原昌子市議は国や県などが関わっているにもかかわらず、中止の協議を申し入れる際、市議会への説明がなかったと指摘した上で、今後市民や自治体に対し、どう説明していくのか市長に質問し、一時議論が中断しました。
豊橋市の長坂尚登市長は、市がすでに契約を結んでいた新アリーナの建設について、建設中止を訴え11月初当選し、すでに建設事業者との契約解除に向けて協議の申し入れを行っています。
この動きを受け、9日開かれた豊橋市議会で小原昌子市議は国や県などが関わっているにもかかわらず、中止の協議を申し入れる際、市議会への説明がなかったと指摘した上で、今後市民や自治体に対し、どう説明していくのか市長に質問し、一時議論が中断しました。
長坂市長は、「契約解除が遅くなればなるほど支払う金額が大きくなる」「今後必要であれば説明していく」などと繰り返し述べました。
建設中止に伴い、事業者から市に損失補償を求められた場合、支払いには今後議会の同意が必要となりますが、市議会では、建設賛成の会派が多数を占めていて、議論の難航が予想されます。
最終更新日:2024年12月9日 15:53