「リンナイ」社長　浴室暖房乾燥機のリコールについて陳謝

大手ガス機器メーカー「リンナイ」が一部の浴室暖房乾燥機で発火するおそれがあるとして、無償で点検・修理するリコールを行ったことについて社長が陳謝しました。

リコールの対象となっているのは、リンナイが2003年8月から2020年8月までに製造した浴室暖房乾燥機、計37万台あまりです。

経年劣化により温風などを循環させるモーター内部がショートし、発火する可能性があり愛知県などで機器が原因とみられる火災が、7件確認されています。

リンナイの内藤弘康社長は9日の会見で、「企業として残念なことで申し訳なく思っています」と利用客に陳謝するとともに、「反省を踏まえて再び起こらないようにする。起こった時は対応を素早くする」などと述べました。

リンナイは、5月から25億4000万円の費用をかけて機器の点検や修理を無償で行うということです。