伊勢神宮に供える米づくり「神田御田植初」 笛や太鼓が鳴り響く中、保存会メンバーらが丁寧に苗を植える 三重・伊勢市
10日、三重県伊勢市で、伊勢神宮の祭典で供える米を作る「神田御田植初(しんでんおたうえはじめ)」が行われました。
「神田御田植初」は、室町時代から続くとされ、三重県の無形文化財に指定されています。
地元の保存会のメンバーが烏帽子(えぼし)など伝統的な衣装を身に着けて、笛や太鼓がにぎやかに鳴り響く中、一列になって、1つ1つ丁寧に苗を植えました。
9月には稲刈りが行われ、収穫された米は10月の神嘗祭(かんなめさい)で伊勢神宮に供えられるということです。
最終更新日:2025年5月10日 12:43