小学校で“思春期”正しい知識身につける授業「いのちの教室」　妊婦ジャケットを装着して掃除　三重・尾鷲市

三重県尾鷲市の小学校で、思春期における正しい知識を身につける授業「いのちの教室」が２６日、行われました。


「いのちの教室」は尾鷲小学校5年生60人を対象に開催され、助産師の川崎美紀さんが妊娠や出産など命の大切さについての授業を行いました。

この授業は、相手を思いやる気持ちを育み、安心安全な子育ての土壌作りを目的に市内の小・中学生に対し8年前から実施されているものです。

児童達は妊婦ジャケットを装着し掃除などして、妊婦の大変さを身をもって体験していました。

■参加した児童
「自分の力で助けられることは助けてあげたいと思いました」

児童たちは、スライドやクイズ形式で受精卵が成長する様子や胎児の大きさなどを勉強、聴診器で心臓の音を聞くなどしていのちへの興味を深めていました。