無人スイーツ店で窃盗 防犯カメラ7台が見張るなか、わずか50秒の大胆な犯行 岐阜・大垣市
岐阜県内の無人販売店に現れた男。わずか50秒の時間で両替機を壊し、現金を盗む一部始終が映っていました。7台もの防犯カメラが見張るなか、大胆な犯行です。
9月13日午前4時ごろ。岐阜県大垣市の無人スイーツ販売店に入っていく1人の男。店に入るなり、真っ先に向かったのはスイーツではなく、店内に設置された両替機。
バールのようなものを取り出し両替機を破壊しはじめたのです。
よく見てみると指紋を残さないようにするためか、手には透明の手袋のようなものがはめられています。
男は、破壊した両替機からお札と小銭を取ると、足早に外へ店に入ってからわずか50秒ほどの出来事でした。
両替機の周りには、7台のカメラが設置されていたにも関わらず、大胆な犯行に及んでいました。
全国各地から集めたアイスやケーキなどのスイーツ、約80種類販売しており今年6月にオープンしたばかりだといいます。
この店のオーナーは…
店のオーナー:
「店内に入ったら、両替機が破壊されているのが一目瞭然で分かりますので驚きました。やっぱり怖いと思いましたね、すごく腹立たしく思いました」
被害額は、盗まれた現金5万円と破壊された両替機の代金を合わせて、約15万円。
現在は新たな両替機を設置して、中に入れる現金を減らすなどして対策しています。
店には、親子連れが多く訪れるそうですが…。
親子で来た客:
「怖いなと思いましたが、すごく便利なので、そういう人のせいで(店が)なくなったりはしてほしくない」
店のオーナー:
「一番は、悪いことなので、本当に犯人には反省してもらって、自首して犯行を認めてもらいたい。それができないことであれば、本当に腹立たしい怒りを持っております」
オーナーは被害届を提出し、警察が窃盗事件として犯人の行方を追っています。