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BMXフリースタイル・パーク 中学生クラス国内年間チャンピオン・林匠吾選手 プロも参加するエリートクラスへ 母子で挑むレベルアップ! 挑戦を一心に支えてきた母の思い 愛知・あま市

2025年5月10日 12:00

母のダメ出しに、神妙な面持ちの林選手。「疲れた……」と言い残し、その場を去りました。

母・麻由さん:
「彼の中でもプレッシャーがあるんだと思う。絶対、予選を通過するという思いがあるから。親としては、練習してきたことを悔いなくできてくれればそれでいいと思っています。けがをせずに」

母と共に挑んだ、エリートクラスのデビュー戦

先日、広島市で行われた国内大会。
林選手は初めて、プロも集まる15歳以上のエリートクラスに挑戦しました。

林匠吾選手:
「予選突破して決勝にいきたいな」

母の麻由さんが心配して「緊張してる?」と声を掛けますが、林選手は「あんまり、緊張はしてない」と胸を張ります。

愛知県、林匠吾!」と順番を知らせるアナウンスが会場に響き渡りました。

いよいよ林選手の出番です。

母の前では「緊張してない」と言っていたものの、スタート台の林選手の表情には固さが見られます。

観客と共に母の麻由さんも見守る中、いよいよ予選が始まりました。

会場の実況:
「720(2回転)」

後方に1回転しながらハンドルを2回転する難易度の高い「バックフリップダブルバースピン」を見事に着地させ、難易度の高い技に無事成功。

麻由さんの「頑張れ!」という声援も響き渡ります。

ここまでは完璧な走行!

残り10秒。
このまま競技を終了することができれば、上位をうかがえます。

競技終了まであと少し…。

ところが、ここで自転車が林選手の前方へ転がっていきました。
まさかの転倒です。

林選手は最後の最後で痛恨のミス。2本あるランのうち、1本目を終えます。

麻由さんからは悲鳴が上がり、顔を手で覆ってしまいました。

後がない林選手。2本目に挑みます。

ところが、緊張の糸が切れてしまったのか、林選手はまたも転倒。

その後は転倒せずに力走したものの、手痛いミスを挽回するには至りませんでした。

麻由さんは、それまで立っていた場所を離れて落ち着きなく歩き回り、動揺を隠せません。

中京テレビ
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