“世界のヤマモト”がこの春、新たな旅立ちです！
世界最高峰の女子バスケットボールリーグＷＮＢＡ（ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション）に、日本代表の山本麻衣（やまもと・まい）選手が挑戦します。
日本の女子バスケを背負い、アメリカへ渡ろうと決意した姿を追いました。
パリ五輪での屈辱の予選敗退に奮起
記者:
「パスポート、ちゃんと持ちました？」
山本麻衣選手：
「持ちました！ １人なので、ヌケたことしないように気をつけないと。みんなからいつも、ヌケたことすると『出た！ポカ！』って言われる」
先週、東京・羽田空港にいたのは、トヨタ自動車女子バスケットボール部アンテロープスに所属する山本麻衣選手（２５）です。
小学校のころからずっと名古屋で暮らしてきた山本選手はこの春、新たな挑戦を控えていました。
所属するアンテロープスの試合では、キャプテンを務める彼女はいつも大活躍でチームを引っ張っています。
オリンピックは、２０２１年の東京では３人制、２４年のパリでは５人制で、日本代表として出場しました。
パリ五輪の実況：
「１６３ｃｍの山本、ここでスリーポイントを放って決めました！ ２ｍ０３ｃｍのブリトニー・グライナーの頭上を越えるスリーポイント！」
パリ五輪の初戦、身長２ｍを超える選手もいる世界ランク１位のアメリカを相手に、チームの中で”最多得点”の活躍を見せて、５本のスリーポイントシュートを量産しました。
彼女の異名は、"世界のマイ・ヤマモト"！
山本選手の新しい挑戦は海外へ。
平均身長１８５ｃｍといわれる世界最高峰の女子バスケットボールリーグＷＮＢＡ（ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション）への挑戦です。
ＷＮＢＡのチームの１つ、テキサス州のダラス・ウィングスから声が掛かり、入団テストでもあるトレーニングキャンプに参加することになりました。
