最先端の学びの場 福井駅前再開発ビルの工事現場で大学生がコンクリート施工を体験
再開発が進む福井駅前の建設現場で、建築を学ぶ大学生たちが22日、コンクリートのかくはんなど、実際の工事を体験して学びを深めました。
駅前の通称「三角地帯」の西側B街区では、10階建ての複合ビルの建設に向けて2024年1月から工事が進んでいます。
■職人
「これを握ると振動するので、全体的にかけてもらう」
福井工業大学工学部の学生たちが22日、現場を訪れ、職人に教わりながら、鉄筋の入った型枠のコンクリートのかくはんや、コンクリートの強度を測るためのサンプルの作り方など、現場ならではの学びを深めていました。
■学生
「座学で勉強するだけでは実際の現場はわからないので、体験してみて、いろいろ大変だなと思った」
ところで この複合ビルは商業施設やマンションなどが入る予定で当初は、11月の完成を目指していましたが、解体工事に時間がかかったため、完成は2026年2月末にずれこむ見通しです。