えちぜん鉄道の訪日外国人の利用実績が2倍に 全国の鉄道でトップの伸び率 新幹線延伸効果発揮

えちぜん鉄道の訪日外国人の利用実績が2倍に 全国トップの伸び
えちぜん鉄道の2024年度の訪日外国人の利用者数は前年度の2倍以上に増え、全国の鉄道でトップの伸び率となりました。
ナビゲーションのアプリを運営するナビタイムジャパン(東京)は、アプリの利用客のGPSデータをもとに鉄道利用動向を分析しました。
それによりますと、えちぜん鉄道の2024年度の訪日外国人の利用者数は、23年度に比べ2.21倍に増加しました。
この増加率は全国の鉄道の中でトップで、県立恐竜博物館や越前大仏、それに永平寺や東尋坊での滞在が多く確認できたということです。
増加率が全国トップとなった要因についてナビタイムジャパンでは、北陸新幹線の福井延伸でアクセスが向上したことや、延伸に合わせて、えちぜん鉄道が「恐竜列車」や「カイリュウトレイン」などの企画列車を運行した効果が考えられるとしています。
最終更新日:2025年4月25日 12:19