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「ご飯を食べないと」昔ながらの方法で福井市の児童がコシヒカリを田植え 農業の大変さを実感

2025年5月9日 14:46
「ご飯を食べないと」昔ながらの方法で福井市の児童がコシヒカリを田植え 農業の大変さを実感
昔ながらの方法で児童がコシヒカリを田植え(9日午前9時福井市安波賀中島町)

福井市内の水田で9日、子どもたちが昔ながらの方法でコシヒカリの苗を手植えし、農業がいかに大変かを体感するとともにコメのありがたみを感じていました。

筒状の器具を転がして目印を付け、コシヒカリの苗を植えていく子どもたち。

福井市安波賀中島町にある一乗谷あさくら水の駅では、昔ながらの方法で田植えを体験するイベントを2010年から毎年開いています。

農業の大変さや収穫の喜びを感じてもらおうと市内各地の小学生に体験してもらっていて、9日は和田小学校の5年生が手で苗を植えていきました。

■田植えを体験して
「こんな小さい稲からコメができるのかと思った」
「こんなに作業が大変だと知って、ご飯は絶対に食べないといけないと思った」

秋には30キロほどのコメが収穫できる見込みで、学校のみんなで話し合って食べ方を決めることにしています。

最終更新日:2025年5月9日 19:09
    福井放送 福井放送