福井銀行グループが2025年3月期の決算を発表 当期純利益が70億円超え 福邦銀行の子会社化後 最高益

福井銀行グループが2025年3月期の決算をまとめ、連結ベースで純利益が9期ぶりに70億円を超え、福邦銀行を子会社化して以降、過去最高の利益をあげました。
福井銀行グループの2025年3月期の決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が、前の年度に比べて16.1パーセント増の643億6600万円となりました。
また当期純利益は71.6億円と、連結ベースで9期ぶりに70億円を超え、福邦銀行を子会社化して以降、過去最高の利益をあげました。
この理由として、日銀の利上げに伴う個人や企業向けの金利の引き上げによって利ざやが改善したことや、コンサルティング収益が増加したことなどをあげています。
一方、2026年3月期の業績については、福邦銀行との経営統合に向けたシステムや業務共通化にかかる費用が増加するため、純利益は45億円と、今期に比べ減少する見通しです。