今年度の賃上げ率「4~5パーセント台」とする企業が増加 人材確保・物価上昇への対応に懸命

福井商工会議所が会員企業に今年度の賃上げ動向を調査したところ、賃上げ率を「4~5パーセント台」とする企業が増え、全体の3割を占めています。
これは今年2月から3月にかけて会員企業を調査したもので、407社から回答がありました。
それによりますと、今年度に賃上げを予定する企業は55.3パーセントと半数を超え、19.9パーセントが検討中としています。
また賃上げ率をみますと、「2~3パーセント台」が35.9パーセントと最も多くなった中で、「4~5パーセント台」が31.3パーセントと、前回3か月前の調査と比べ6.6ポイントプラスと大きく増え、賃上げ率を高める傾向が見られます。
業種では製造業と小売業が賃上げ率が高めとなっています。
なお賃上げをする理由については、複数回答で、「人材確保・従業員定着のため」が6割と最も多く、「物価上昇に対応するため」が5割強と続いています。
業績アップを理由に挙げた企業はわずかで、会議所では防衛的な賃上げの傾向が続いているとしています。