福井県人口、74万人を割り込む 去年10月時点、総務省推計 前の年から5000人減 出生数を死亡数が上回る"自然減"続く
県内の人口は、去年10月1日時点で74万人を割り込みました。全国では43番目の少なさで、前の年から5000人減った一方、外国人労働者の増加などで転入が転出を上回っています。
総務省がまとめた去年10月1日時点の推計によりますと、県内の人口は73万9000人と前の年から5000人減少しました。率にして0.77ポイントのマイナスで、人口減少のスピードは前の年に比べて緩やかになっています。改善したのは全国で福井の他、奈良と宮崎のみで、県は外国人を積極的に雇用する企業が増えたためと分析しています。
なお、日本全体の人口は1億2380万2000人と前年よりも0.44ポイント減少していて、東京と埼玉を除く45の道府県で人口が減っています。