自伐型林業の担い手育成 今年も全国から受講生集まる "福井モデル"で行政も支援 福井市・美山地区の民間研修機関
小規模な林業「自伐型林業」の担い手を育成する、福井市・美山地区の民間の研修機関は3年目を迎え、今年も里山の整備や保全に意気込むメンバーが全国から集まりました。
同機関ではこれまでに66人が卒業し、全国各地で小規模林業の担い手として、さまざまな活動に取り組んでいます。今年度はおよそ30人が45日間にわたって研修を受けることになっています。
14日は開校式が行われ、受講生たちは安全祈願をして早速、山の整備について学んでいました。
■受講生(東京から参加)
「東京に住んでいたので、自然の魅力もそうだし、自分が自然に対してできることが何があるかわからないので、1人じゃ難しいけど、同じ思いを持った仲間に出会えて、一緒に頑張ろうと思えるのも心強い」
県や福井市は、研修や福井への移住に対して助成をしていて、"福井モデル"として、自伐型林業に挑む人材の定着を目指しています。