大型連休でにぎわう 恐竜以外にも福井の歴史や文化を満喫 駅からのレンタサイクルも好評 新幹線開業2年目、県内各地をスケッチ
大型連休真っただ中の県内。各地の観光スポットは観光客でにぎわっているようです。新幹線開業2年目を迎えた連休中の県内の様子を取材しました。
新幹線を降りた観光客の注目を集めているのが、福井駅前の恐竜モニュメント。子どもたちには相変わらずの人気で、大喜びしながら写真を撮る姿も。
■小学生の兄弟(神奈川県から)
「新幹線と電車で来た。(Q.何に一番ビックリした?)恐竜が動いているところ」
「大きいのがいっぱい動いていて珍しいよね!」「ね!!」
一方、こちらは福井市の一乗谷朝倉氏遺跡。連休期間中は、復元町並みに商人や村人も現れて、戦国時代にタイムスリップしたような雰囲気に。
観光客は自然に囲まれた遺跡の中で、ゆったりとした時間を過ごしていました。
■70代男性(千葉県から)
「すごく落ち着いた町ですね。この辺に来るとガチっとした歴史を感じる。厳しさを」
■20代男性(大阪府から)
「大阪は万博とかで混んでいるので、ちょうどいい感じで自然もあって良かった」
敦賀市の赤レンガ倉庫には、駅からレンタサイクルや周遊バスで訪れる人も。
■レンタサイクルを利用(金沢から新幹線)
「敦賀駅から乗って気比神宮に行って、金崎宮まで来て、今ここに止めに来た。金沢にも同じものがあるけど、楽ちん」
■周遊バスを利用(富山から新幹線)
「ぐるっとバス、いいよね。1日乗り降りして500円。安い!親切だしね」
80分の1スケールで再現されたかつての敦賀の街並みに、観光客も興味津々の様子。
■来館者(愛知県から)
「テンション上がっちゃった。細かいところが感動した」
■ジオラマを見た人
「予定外に楽しい感じだった。知らないことがいっぱい知れたし、かわいかったし。電車とか子ども心に返った。孫を連れて来たい」
■来館者(福井市から)
「昔と比べた時よりジオラマがしっかりしていて、子どもも喜んでいてよかった」
新幹線開業2年目の大型連休。観光客はそれぞれに福井を満喫しているようです。
なお、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡と敦賀市の赤レンガ倉庫の29日の入込客数はいずれも約800人で、去年より200人少なくなりました。