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松枯れから景観再生へ 高浜で住民が抵抗性マツ植樹 FBCの「ずーっと、福井で。」キャンペーン

2024年11月9日 16:28
松枯れから景観再生へ 高浜で住民が抵抗性マツ植樹 FBCの「ずーっと、福井で。」キャンペーン
植樹をする地区の子どもたち=午前10時、高浜町西三松脇坂うみぞら公園

福井が誇る県木のマツを松枯れの被害から守ろうと、高浜町内では9日、地元の住民らがクロマツの苗を植えました。

高浜町西三松地区にある脇坂うみぞら公園では9日、地区の住民や保育所の園児らおよそ60人が松くい虫に強い、県産の抵抗性クロマツの苗100本を植えました。

県によりますと、県産の抵抗性クロマツを植樹するのは今回が初めてで、参加者は1.5メートル間隔で苗を植えたあと、土をかぶせて踏み固めていました。

高浜町西三松地区の区長、後藤和成さんは「素晴らしい景観に変わることを願っている」と話し、園児は「これ(苗)が これくらい大きくなって欲しい」と夢を膨らませていました。

この活動は、FBCの「ずーっと、福井で。」キャンペーンのひとつで、県木のマツを守ろうと2008年から抵抗性のマツの植樹に取り組んでいます。

キャンペーンでこれまでに植えたマツは、のべ25か所で、計3700本にのぼっています。

最終更新日:2024年11月9日 18:29
    福井放送 福井放送