迫力ある美しさ 小浜市の妙祐寺で高さ17メートルのシダレザクラが満開

小浜市南部の山あいにある妙祐寺では、高さ17メートルのシダレザクラが満開となっていて、観光客の目を楽しませています。
こちらのシダレザクラは市の天然記念物にも指定されていて樹齢が140年以上。
寺の檀家の1人が山梨県の寺から苗木を譲り受け、寺の裏山に植えたと伝えられていて、当初は人知れず咲き続けていましたが、30年以上前に、裏山を覆っていた竹やぶを切り開いたところ、美しいしだれ桜が現れたということです。
桜は高さが17メートル。
午後6時半から午後9時までライトアップされていて、住職によりますと今週末まで美しい姿を楽しむことが出来そうです。
ところで、この時期楽しめるサクラはほかにもあります。
敦賀市の金崎宮は境内に400本のソメイヨシノがあり、2日午前中の時点ではまだ咲き始め。
■県内からの観光客
「もうちょっと咲いててほしかったが、思っていたよりも咲いていたので良かった」
■福娘
「花換えましょう 花換えましょう」
金崎宮では、8日の火曜日まで、桜の小枝を福娘と重ね合って幸せを願う「花換まつり」が行われていて、2日も県の内外から観光客が訪れていました。
■長浜からの観光客
「好きな人がいるので、付き合えるようにお願いした 初めてだが楽しかったし、また来たい」
境内のソメイヨシノは週末にかけて見ごろを迎える見込みで、午後6時から10時までライトアップされます。
また、若狭町の常神半島にある「神子の山桜」は5分咲きとなっています。
山桜は南北200メートル、東西1キロにわたって300本が点々と広がっていて、若狭湾の青と、山桜の淡いピンクのコントラストが美しく、まちなかのサクラとはまた違った魅力があります。