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同部屋に入院の患者殺害 懲役7年の実刑判決 心神耗弱も「殺人を思いとどまることは不可能ではなかった」

2023年11月28日 15:03
同部屋に入院の患者殺害 懲役7年の実刑判決 心神耗弱も「殺人を思いとどまることは不可能ではなかった」
法廷内(代表撮影)=28日午前11時半、福井地裁

病院の同じ部屋にいた入院患者の首を絞めて殺害したとして殺人罪に問われた福井市の無職上野達也被告(55)の裁判員裁判の判決公判が28日、福井地裁であり、内山孝一裁判長は懲役7年(求刑懲役8年)の実刑判決を言い渡しました。(11月28日)


判決理由について、内山裁判長は「殺人を犯して死刑になりたいという犯行動機は身勝手で、被害者が命を落とした結果は重大である」と厳しく指摘しました。一方、精神疾患などを理由に猶予付き判決を求めた弁護側の主張に対しては「被告は犯行当時、善悪の判断が困難な心神耗弱の状態だった」とした上で「殺人を思いとどまることは不可能ではなかった」と述べました。

判決によりますと、上野被告は去年3月、福井市内の病院で同じ部屋に入院していた70代の男性の首を絞めて殺害したものです。