大型連休は多くの観光地で入り込み“増” 新幹線開業効果持続 東尋坊・一乗谷朝倉氏遺跡は“減”

ツツジ満開で西山公園には19万人の人出 5日・鯖江市
県は、最大11連休となった今年の大型連休における県内観光地の入り込み客数を公表しました。県内10の主な観光地のうち、鯖江市の西山公園や勝山市の県立恐竜博物館など、5つの地点で去年よりも増加しました。また、2023年の北陸新幹線県内開業前に比べ、8つの地点で増加し、開業効果が続いています。
増加した地点のうち、最も多かったのは西山公園で19万4810人が訪れました。若狭町の熊川宿や小浜市の蘇洞門など、嶺南地方の観光地では、特に関西からの観光客が増えたということです。一方、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡や坂井市の東尋坊は、去年に比べて20%以上減少しました。
県では結果を細かく分析し、福井が観光地として選ばれるよう目指していきたいとしています。
最終更新日:2025年5月10日 17:38