【独自密着】命がけ“越前がに漁”解禁!地元に活気と笑顔をもたらす 漁獲制限に燃料費高騰、人手不足も…過酷な現場で東南アジアからの出稼ぎ漁師も活躍
■過酷な現場では今、東南アジアの出稼ぎ漁師が活躍
2日間時化(しけ)で出漁を見合わせたため、出遅れた分を取り戻そうと網を続けて投げ入れます。そんな過酷な現場では今、東南アジアの出稼ぎ漁師たちが活躍しています。
インドネシアから出稼ぎ ナージー・ハーリーヤンドさん(31)
「(福井の)生活は大変。なにも高いです。野菜とか肉が高い」
インドネシアにいる妻と1歳の息子に、毎月仕送りを続けるナージー・ハーリーヤンドさんもその 1人。人手不足が続き、彼らの力なしでは越前がに漁は成り立ちません。沖に出て丸1日。初日の第三昭栄丸の漁はまずまずで、船には大漁旗が掲げられました。
インドネシアから出稼ぎ ナージー・ハーリーヤンドさん(31)
「(福井の)生活は大変。なにも高いです。野菜とか肉が高い」
インドネシアにいる妻と1歳の息子に、毎月仕送りを続けるナージー・ハーリーヤンドさんもその 1人。人手不足が続き、彼らの力なしでは越前がに漁は成り立ちません。沖に出て丸1日。初日の第三昭栄丸の漁はまずまずで、船には大漁旗が掲げられました。
■命がけで取ってきた越前がにが今シーズンも地域に活気と笑顔を
小平 一博 船長
「最初は海の状態が良くなかったので、どうなるかなと。でも海に出てみると思ったより良く、良い漁が出来て良かった。油は絶対かかる経費で、水揚げが少しでも上がるように。魚の鮮度保持など、そういうことに力を入れたいと思います」
他の追随を許さないトップブランドの越前がに。
海に生きる男が命がけで取ってきた越前がにが、今シーズンも地域に活気と笑顔をもたらしています。
(FBC 福井放送 2023年11月8日取材)