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南海トラフ巨大地震 新たな被害想定発表 県内での負傷者は最大2200人 各地で震度5強から5弱 県「備えを万全に」

2025年4月1日 18:46
南海トラフ巨大地震 新たな被害想定発表 県内での負傷者は最大2200人 各地で震度5強から5弱 県「備えを万全に」
南海トラフ巨大地震の想定震度

南海トラフ巨大地震の新たな被害想定が発表され、県内では最大で2200人の負傷者が出ると見込まれています。

政府の作業部会は31日、南海トラフ巨大地震が発生した場合の新たな被害想定を発表しました。それによりますと、県内では建物の倒壊などで最大でおよそ2200人の負傷者が出ると見込まれています。

また、液状化現象を主な理由として、建物の全壊・焼失がおよそ1800棟、半壊がおよそ1万1000棟と想定されています。この他、各地の震度は勝山市と永平寺町が震度5弱、それ以外の市や町は震度5強となりました。

県は食糧の備蓄や防災袋の準備、それに家具の耐震対策などを通して、万一の事態に備えて欲しいと呼びかけています。

最終更新日:2025年4月1日 19:20
    福井放送 福井放送