珍しい"黄金ガニ"水揚げ ベニズワイガニとズワイガニのハーフ 2000匹に1匹、気になる味は? 期間限定で展示中、越前松島水族館
坂井市の越前松島水族館で、珍しい「黄金(おうごん)ガニ」が展示されていて、来館者の関心を集めています。
■リポート 櫻井幹大記者
「水槽の中のズワイガニに交じって、ひときわ目立った色鮮やかなカニが展示されています」
水槽の中を元気に動き回るカニ。ベニズワイガニとズワイガニのハーフで、越前松島水族館によりますと、1月24日に三国港で水揚げされたということです。色はズワイガニと赤いベニズワイガニの中間のオレンジ色で、漁ではおよそ2000匹に1匹水揚げされるかどうかの珍しいカニだということです。
■観光客
「全然違う、特徴あるよ。高そうじゃない?」
■観光客
「きれい。カニ食べたい」
越前町では「黄金ガニ」と称して、独自のタグを付けてブランド化を目指していて、ズワイガニのようにぎっしりと身が詰まっていて、ベニズワイガニのような独特の甘さがあるということです。
■越前松島水族館 展示課 魚類係 加藤真伊さん
「深い所で生息しているベニズワイガニと、浅い所にいるズワイガニの生息域がたまたま重なって交配が始まっ て、"黄金ガニ"が生まれたと考えられる。ズワイガニは"越前がに"としてブランド化しているし、これも"黄金ガニ"ということで、お客さんにもっと知ってもらえたら」
黄金ガニは坂井市の越前松島水族館で、期間限定で公開されています。