香り良く調味料に重宝 若狭町で大きくゴツゴツした実のシシユズを収穫
大きくてゴツゴツしたシシユズを収穫 調味料や食品に香り添える(12日午後2時半若狭町向笠)
大きくゴツゴツとした見た目が特徴のシシユズの収穫が若狭町で始まりました。
シシユズはブンタンの仲間で、強い酸味があり、ほのかに柑橘類の香りを楽しめます。
若狭町向笠ではおよそ30本のシシユズの木を育てていて、12日は農家が黄色く色づいた実を選んで収穫していました。
今年は夏以降雨が少なかった影響で、実は例年に比べてやや小ぶりだということです。
シシユズは小浜特産のピリッと辛い調味料「柑なんば」の原料になるほか、皮や綿などをペースト状にして、ジャムにしたり、みそとあえたりしてもおいしいということです。
■生産農家 呉林美徳さん
「作柄が一番気になるが、今年はまあまあ良いので安心している 木が枯れるまで育て続けるよ」
収穫は11月いっぱい続き、例年並みの800個を小浜市の青果市場に出荷します。
最終更新日:2024年11月13日 19:38