計画の見直し結果、今年夏をめどに　福井市中心部のアリーナ整備　どうなる？建設費用や資金調達　八木会頭「持続的なまちなかのにぎわいに必要」

資材高騰などの影響で計画の見直しが余儀なくされている福井市中心部でのアリーナ整備について、福井商工会議所の八木誠一郎会頭は、今年夏をめどに再検討した結果を明らかにする方針を示しました。

福井市東公園に建設が予定されているアリーナを巡っては、資材高騰などの影響で、建設主体の経済界が計画の見直しを進めています。

八木会頭は31日、定例会見の中で、再検討中の建設費用や資金調達の方法、それに運営の仕組みについて、今年夏をめどに示すとしました。その上で「アリーナの整備は持続的なまちなかのにぎわいに必要だ」と強調しました。

また、アリーナ整備による経済波及効果については、これまでに示された56億円という額は新幹線開業前のデータだとして、開業効果を踏まえた周辺の観光地への効果なども含め、改めて検証する方針を示しました。