蘇洞門開きで若狭に本格的な観光シーズン到来　景勝地めぐる遊覧船　新幹線開業効果で乗船客増に期待　ゴールデンウィークには増便も　

小浜市で19日、若狭地方に本格的な春の観光シーズン到来を告げる蘇洞門開きが行われ、今シーズンの賑わいと海の安全を祈願しました。

蘇洞門めぐり遊覧船乗り場で神事が行われたあと、関係者や招待客合わせて約40人が遊覧船に乗り込み、天然の岸壁や奇岩がおよそ6キロにわたって続く景勝地を1時間かけてクルーズする「蘇洞門をめぐり」を楽しみました。
■招待客
「いろんな崖や木があって楽しかった」
■招待客
「小浜を代表する蘇洞門を見ることができて、本当によかった」

遊覧船の運営会社によりますと、北陸新幹線敦賀開業の効果で関東方面からの団体客の利用が増えているということで、今シーズンは去年より3000人多い2万3000人の乗船客を見込んでいます。また、ゴールデンウィークの期間は、通常の1日5便から最大11便に増やして運行することにしています。