「赤ちゃん 死亡 埋める」など検索 死体遺棄の女(40)、出産後にスマホで 初公判で起訴内容認める 今年7月、山の中に赤ちゃんの遺体を遺棄した疑い
赤ちゃんの遺体を山の中に遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われている女の裁判が20日始まり、検察側は、女が出産後にスマートフォンで罪の重さなどについて検索していたことを明らかにしました。
この裁判は、坂井市丸岡町与河の無職藤倉幸子被告(40)が今年7月、生後間もない赤ちゃんの遺体を自宅近くの山の中に遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われているものです。
福井地裁で20日、初公判が開かれ、検察側は、藤倉被告が出産後に「赤ちゃん 死亡 埋める」「死体遺棄 何年」などと、スマートフォンで調べていたことを明らかにしました。
また、出会い系サイトで出会った男性との間にできた子どもだという後ろめたさから、家族に妊娠を打ち明けず、産婦人科には一度も行っていなかったと指摘しました。
藤倉被告は罪を認めていて、裁判では刑の重さが争点となっています。次の公判は10月10日に開かれ、弁護側が主張を述べる予定です。