【特集】進んだハード面の整備 足羽川ダム建設 計画から半世紀以上、かつては反対運動も <福井豪雨から20年>シリーズ③
■国土交通省 足羽川ダム 工事事務所 橋爪翔所長
「サンドーム100杯分の水が貯められることになりまして、その分だけ下流の水位が下がる」
■橋爪所長とのやりとり
「(Q.黄色いものが移動していますが?)コンクリートを運んでいます」
山奥までコンクリートを運ぶのではなく、現地でコンクリートを作ることで工事の効率化も図っています。
■橋爪所長とのやりとり
「なかなかすごい風景ですね」
「大規模事業じゃないと見られない現場です」
現在は昼夜を問わず、およそ300人が作業にあたっていて、2029年度の完成を目指します。
■国土交通省 足羽川ダム 工事事務所 橋爪翔所長
「1日でも早く完成させて、地域の皆さんに安全安心の効果の発現ができるように、全力で取り組んでいます」
流域住民の命と暮らしを守るために。豪雨を教訓に進んだハード面の整備も最終段階に入っています。