2024年の県内の出生数は4666人で過去最少に 少子高齢化が進む

2024年に県内で生まれた子どもの数は4666人で、過去最少となったことがわかりました。
厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年1年間に県内で生まれた子どもの数は、速報値で4666人で、前の年に比べ157人減りました。
4年連続の減少で、平成22年度から都道府県別の統計をとり始めて以来、過去最少となりました。
ただし減少幅は福井は3.3パーセントで、全国平均の5パーセントよりも小さいということです。
一方、去年1年間に亡くなった人は1万578人で、生まれる子どもの2倍以上の人が亡くなる状況が続き、少子高齢化が進んでいます。
出生数が減り続けている要因について県では、若い世代が県外に流出しているほか、婚姻件数が少ないことを
あげていて、結婚の応援や子育て支援の取り組みをさらに充実させたいとしています。