「鉄道遺産を最大限に活用を」 旧敦賀港線の敷地に設ける公園をめぐり市民が期待示す
廃線となった「敦賀港線」の敷地に整備される新たな公園について、敦賀市で5日に市民説明会が開かれ、「鉄道遺産を最大限に活用してほしい」といった期待する声が聞かれました。
敦賀市金ケ崎で整備が計画されている公園は、鉄道遺産を活用した造りが特徴で、SLなどの方向を変えるために使われた転車台が主役となるエリアや、線路をいかして植物が広がる空間などが設けられる予定です。
説明会では住民から、「東屋など雨がしのげる場所をしっかりと設けてほしい」「公園内にミニSLを走らせたり、鉄道遺産を最大限生かしてほしい」などといった意見が寄せられました。
市では今年度中にJR貨物から土地を取得し、来年度から公園の整備を始める計画で、供用開始は早くて令和8年度になる見込みです。