【特集】海ごみ大量漂着 ウミガメの体内からは巨大なビニールが… 2050年にはごみの量が魚を上回る!?
■参加者
「海が汚れている実感が湧いてきた」
■参加者
「中国とかいろんな国からごみが流れ着いているのを見て、日本からも流れると聞いたので怖くなった。ごみはちゃんと分別して捨てようと思う」
若狭湾一帯で環境保全に取り組む団体では、海ごみをサングラスやボールペンなどに再生して、新たな資源として循環させる取り組みも進めています。
■アノミアーナ 前田和代副代表
「(福井県は)リアス海岸なので、打ちあがったごみが流れ出にくい。この時期一番ごみが流れつきやすい。誰かがごみを拾うことにフォーカスするのではなく、取り組めることがいろいろあると思うので、この現状を知ってもらうためにまず一度海岸に来て欲しい」
ウミガメから出てきた大きなビニールに、若狭湾に漂着する大量のごみ。今一度、海ごみ問題を考えるきっかけにしたいものです。
なお、環境省によりますと、福井県は冬の寒波や対馬海流などの影響でごみが漂着しやすい地域となっていて、2022年度に県内の海岸で回収した人工物のごみの量は628トンと全国で6番目の多さとなっています。