「夜ふかしで 目が悲しむよ」かるた遊びで目の健康守るポイントを学ぶ 鯖江市が眼育に継続して取り組む
鯖江市で目の健康にまつわるかるたが完成し、遊びながら大切な目をいたわる「眼育」の意識を育みます。
鯖江市の保育所で、園児たちが楽しんでいるのはかるた。
札には、目の健康を守るために気を付けることが書かれています。
■かるた遊び
「夜ふかしで 目が悲しむよ」
「暗いところでゲームしないようにしてね」
「僕のパパしてる」「してないよ」「ママしてるよ 夜」「みんな教えてあげて」
このほかにも、鯖江市の特産のメガネや観光スポットなども書かれています。
■かるた遊び
「世界に羽ばたく鯖江のメガネ」
さらに裏返すと、さまざまな表情のレッサーパンダのイラストが。
園児たちは、イラストを真似して驚いたり、眠そうにしてみたりと、表情筋を動かすことで、目の体操にもなるようです。
■かるた遊び
「上手上手 どんな時の顔?」
「泣いている顔」
「みんな目の体操バッチリ」
■園児
「カルタ取れたのが楽しかった」
「5枚取れてうれしかった」
「にっこりした顔を真似してみた」
鯖江市では「めがねのまち」にちなんで、子どもたちの目の健康に関する意識を高める「眼育事業」を、新潟県の大学と連携して6年前から続けています。
このかるたも大学生たちが作ったものです。
■鯖江市総合政策課 福岡公香主事
「対面で遊ぶことで、目をよく使って、表情も使って、楽しく遊んで学んでもらえたら」
かるたは市内の保育所などや公民館にも贈られ、遊びながら大切な目をいたわる意識を育みます。