「天神コア」は若者→「ワンビル」のメイン客層は30~50代 西鉄社長「様々なコラボを仕掛けていく」
およそ1週間後に開業を控える「ワン・フクオカ・ビルディング」について、西鉄の林田社長は30代以上がメインの客層になるとの認識を示しました。
西鉄の林田浩一社長は16日の定例会見で、オープンを24日に控えた「ワンビル」の狙いについて言及しました。
■西鉄・林田浩一社長
「若い人はどうするか考えると、傾向として郊外のモールに流れている実態があります。」
これまで運営してきた「天神コア」などは若者がターゲットだった一方、「ワンビル」は30代から50代がメインの客層になるとの認識を示しました。その上でインバウンドも取り込みたい考えです。
「ワンビル」は地上19階・地下4階の大型複合ビルで、九州初出店のテナントやオフィスフロア、ホテルなどが入ります。
開業に合わせ西鉄は、天神地区で西鉄バスを乗り降りする客に「nimocaポイント」を還元するキャンペーンなどを行います。
林田社長は「天神に足を運んでもらえるよう、様々なコラボを仕掛けていきたい」と話していました。