ウニ・近江牛・鯖寿司 全国の駅弁100種類以上がずらり 能登復興へ特別弁当も「食べに来て」
全国各地の駅弁を集めた催しが26日から、福岡市のデパートで始まりました。
ウニの炊き込みご飯の上に、蒸したウニがぎっしり。岩手県・久慈(くじ)駅の三陸鉄道名物、うに弁当です。
■阿部まみアナウンサー
「滋賀県草津の近江牛弁当に、福井からは鯖寿司弁当など、全国各地のおいしそうな駅弁がずらりと並んでいます。」
福岡市の博多阪急で26日、「全国有名駅弁とうまいもの大会」が始まりました。北は北海道から、南は鹿児島まで、ご当地の味が詰まった自慢の駅弁が全国各地から100種類以上集まっています。
■買い物客
「えんがわサーモンいくら弁当ですね。なかなか旅行に行けないので、こういう機会に食べられたらと思って買いました。」
こちらは、能登半島地震からの復興に向けた特別弁当です。能登のカキに卵、伝統野菜の中島菜(なかじまな)など地元食材にこだわりました。
■カワテン・井田幸長さん
「少しでも能登に来てほしい。この駅弁を食べに来てほしいという気持ちで今回、出店しました。」
井田さんの自宅は地震で全壊し、今も仮設住宅での暮らしを余儀なくされています。2024年4月には、のと鉄道が全線で運行を再開するなど復興への歩みが進む中、井田さんは、駅弁が能登を訪れるきっかけになればと期待を寄せています。
■阿部アナウンサー
「カキのうま味の中に甘辛いタレが混ざって、すごくおいしいです。」
全国の人気駅弁が楽しめるこのイベントは、博多阪急で3月4日まで開かれています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2025年2月26日午後5時すぎ放送