【カメリポ】一念発起して会社を辞めて「シャボン玉師」に キラキラ・超特大! 笑顔のために
シャボン玉を自由自在に操って、神秘的な世界を作り出す「シャボン玉師」が北九州市にいます。見る人を笑顔にするその技と思いを、FBSのカメラマンが追いました。
誰しも一度は飛ばしたことのあるシャボン玉。そのシャボン玉で子どもたちを笑顔にするパフォーマーがいます。北九州市を拠点に活動するしゃーぼんぼんさん。職業は「シャボン玉師」です。
■しゃーぼんぼんさん
「(ショーの依頼は)幼稚園、保育園、病院、夏祭り、施設など、全国ですね。」
「シャボン玉で笑顔を。『し泡せ(しあわせ)』届けたい。」
しゃーぼんぼんさんがシャボン玉に魅了されたのは3年前です。当時は歯車を作る会社に勤めていました。
■しゃーぼんぼんさん
「いろいろ悩んだりして落ち込んでいた時に、シャボン玉をやっていたら、数人の子どもたちも寄って来て。その笑顔にすごく癒されて、シャボン玉すごいなと。それで、シャボン玉で何かできないかなと思ったのがきっかけですね。」
一念発起して会社を辞め、「シャボン玉師」として活動を始めたしゃーぼんぼんさん。見る人をワクワクさせるシャボン玉を生み出す道具は、全て手作りです。
■しゃーぼんぼんさん
「これは『2連(ガーランド)』。中くらいのサイズのシャボン玉ができます。」
長さ2.3メートルの竿に2本のチェーンを取りつけた「2連ガーランド」は、重さ5キロを超えます。
取材した井本志保理カメラマンも挑戦しました。
■しゃーぼんぼんさん
「まっすぐ上げて。」
■井本カメラマン
「重い、重い、すごく重い!」
■しゃーぼんぼんさん
「上まで上げて、ふわっと広がる感じで。」
■井本カメラマン
「うわぁー!」
■しゃーぼんぼんさん
「初めは筋肉痛や肉離れになっていました。」
そして、しゃーぼんぼんさんが最もこだわってるのが。
■しゃーぼんぼんさん
「シャボン玉の液が自分の命。子どもたちが(シャボン玉を)浴びるので、目にも入ったりするので、環境や体になるべく悪くないように材料を調合しています。正直、すごく大変です。液を作るのに5時間かかるし、本当に大変だけれど、喜んでくれる笑顔のために。」
この日、福岡県須恵町のイベントに出演しました。
■観客
「5、4、3、2、1!」
「めっちゃきれい!」
「すっげー!」