「令和」の由来となった万葉集の歌人「大伴旅人・家持親子像」お披露目 福岡・太宰府市
元号「令和」の由来となった万葉集の歌人、大伴旅人(おおとものたびと)親子の銅像が25日、福岡県太宰府市でお披露目されました。
太宰府市役所の前に設置されたのは、元号「令和」の由来となった万葉集の歌人、大伴旅人と、その万葉集を編集したといわれる息子、家持(やかもち)の銅像です。
家持が木簡と筆を持って歌を詠んでいる様子を、父親の旅人が見守るほほえましい作品です。
この銅像は福井県の会社と、佐賀県出身の彫刻家、諸井謙司さんがおよそ4か月かけて制作しました。
太宰府市の楠田大蔵市長は「日本最古の和歌集から令和という元号が生まれたことを改めて認識してもらい、太宰府の新たなシンボルとして見学してもらいたい」と話しました。