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特殊車両のレーダーで地中の空洞を調査 埼玉の陥没事故を受け独自に下水道管の緊急点検 北九州市

2025年2月4日 17:57
特殊車両のレーダーで地中の空洞を調査 埼玉の陥没事故を受け独自に下水道管の緊急点検 北九州市

埼玉県八潮市の陥没事故を受けて、国土交通省は全国の下水道管理者に対し緊急点検を要請しています。北九州市には対象となる大型の下水道管はありませんが、4日から、市独自の緊急点検を始めました。

北九州市の緊急点検では、特殊車両を使って走行中の車からレーダーをあて、地中に空洞がないかを調べています。

埼玉県八潮市の陥没事故を受けて、国土交通省は1月29日、全国の自治体に対し、大型の下水道管を緊急点検するよう要請しました。

北九州市内には、国が要請した緊急点検の対象となる大型の下水道管はありませんが、市は腐食の恐れがあるものや、50年前に地下に埋設した直径2メートル以上の下水道管およそ5キロを2週間かけて点検する予定です。

異常が見つかった場合は、調査や補修を行うとしています。

最終更新日:2025年2月4日 17:57