「100キロは出していない」アルコールは「出るはずがない」高校生が死亡の“危険運転”で男が主張 福岡地裁
飲酒運転で事故を起こし、男子高校生を死亡させた罪に問われている男。飲酒を否定した上で事故当時の速度について「100キロは出していない」と話しました。
危険運転致死の罪に問われているのは、福岡県大牟田市の無職、井上雄二被告(63)です。
起訴状によりますと、井上被告は去年1月、酒を飲んだ状態で車を運転し、時速90キロから110キロで赤信号だった交差点に入り原付バイクと衝突、バイクを運転していた男子高校生(当時17)を死亡させた罪に問われています。
24日は被告人質問が行われ、弁護側から当時の時速について聞かれると、井上被告は「100キロは出していない。道路がすいていて時速70キロから80キロだった」と答えました。
また、事故当時の呼気検査でアルコールの数値が出たことについて「おかしいと思った。出るはずがない」と話しました。
最終更新日:2025年4月24日 19:46