九州北部で10日夕方にかけて「線状降水帯」発生の恐れ 福岡・筑後地方では1時間に60ミリなど非常に激しい雨の予想
大雨に関する情報をお伝えします。
九州北部では、10日夕方にかけて「線状降水帯」が発生する恐れがあります。
福岡県と佐賀県では、これまでに佐賀市で1時間に44ミリ、大牟田市で41.5ミリの激しい雨が観測されたほか、久留米市耳納山ではこの24時間で166ミリの雨が降りました。
午前10時20分現在、朝倉市、東峰村に、土砂災害警戒情報が発表されています。降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示等の情報に注意してください。
活発な梅雨前線の影響で、九州北部は10日夕方にかけて「線状降水帯」が発生する恐れがあります。筑後地方で1時間に60ミリなど、局地的に非常に激しい雨が予想されています。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。