陸自オスプレイは7月から佐賀に順次配備へ 九州防衛局長「安心安全が一番大事」
陸上自衛隊の輸送機、オスプレイについて、防衛省は7月9日から佐賀空港に順次配備すると明らかにしました。8月中旬には、17機すべての機体が佐賀駐屯地に配備されるということです。
15日午前、佐賀県庁を訪れた九州防衛局の江原康雄局長は、県の幹部に対し、オスプレイの佐賀空港への配備計画ついて説明しました。
■九州防衛局・江原康雄局長
「7月9日に佐賀駐屯地を開設の上、輸送航空隊が木更津駐屯地から移駐する。」
陸上自衛隊の輸送機オスプレイ17機は現在、千葉県の木更津駐屯地に暫定配備されています。
防衛省によりますと、オスプレイの受け入れに向け、佐賀空港の西側に建設中の佐賀駐屯地(仮称)は7月9日に開設され、順次、オスプレイを木更津駐屯地から移す計画です。
8月中旬には、17機すべての機体が佐賀駐屯地に配備されるということです。
■江原局長
「オスプレイの運用に関しては安心安全が一番大事。総合的に機体の整備や様々な状況を勘案しながら、安全に進めるのが一番大事。」
佐賀県は「安全性に対する県民の不安や疑問に対して、防衛省と密に連携しながら対応していく」としています。