人工透析の装置を消毒する薬を配合中に有毒ガスが発生　ケガ人なし　患者と職員100人が一時避難　北九州市

26日午前、北九州市の病院で、人工透析の装置を消毒する薬を配合中に有毒ガスが発生しました。一時、患者や職員などおよそ100人が避難しましたが、ケガ人はいませんでした。

■川崎直人記者
「現場周辺にはパトカーや消防車が集まっています。また病院関係者でしょうか、多くの人が外に出てきています。」

警察や消防によりますと、26日午前11時すぎ、北九州市小倉北区の健和会大手町病院で「ガスが発生した可能性がある」と、病院関係者から消防に通報がありました。

病院によりますと、透析装置の消毒薬の配合を誤り、有毒ガスが発生したということです。

これにより、外来患者や職員などおよそ100人が一時、避難しましたが、ケガ人や気分が悪くなった人はいませんでした。

警察と消防が当時の状況について調べています。